本日11月15日、 Umwelt は開店4周年を迎えることができました。
お店を始めるようになってから、一年一年をとても長く感じるようになりました。その理由のひとつには、定期的に日本を離れて買い付けの旅に出ることで、さまざまな国の文化や自然に触れられるようになったことがあると思います。
旅の準備段階で集めた資料からは、いつも想像を掻き立てられます。そして現地に足を運び、その土地の風土や歴史を肌で感じながら、人々に受け継がれてきたものを実際に手にすることには何にも代え難い魅力があるのだな、ということをようやく実感できるようになってきました(もちろんいまでも、知らない土地を訪れることへの不安がなくなりはしませんが)。
楽しみにお店に来てくださるお客さま、仕入れにご協力いただいている方々、そして周りで支えてくれる家族や友人に、心から感謝しています。
これからもお客さまのウンベルト(環世界)にとって大切なものが見つかるお店を一歩一歩目指してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
It’s an opening day of Umwelt, today. I remember four years ago. Because the weather was similar today and the day.
I really appreciate your help.
Thank you for my customers, friends and families.
Please enjoy your Umwelt!
あがたの森書房店主 百瀬さんが集められた芹沢銈介の装幀本は、現在およそ50冊。でも、芹沢名がはいっていない本も巷にあるらしく、これからも探せばまだまだ見つかりますよ、とのこと。芹沢銈介は個人の蔵書票も手掛けられたそうですので、古書のページをめくる楽しみも増えるなと思いました。
力強く美しい、芹沢銈介装幀本の世界をどうぞご堪能くださいませ。
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変わりやすいお天気のなかを駆けつけていただき、お祝いの言葉をありがとうございました。とってもうれしい1日になりました。