お店の庭は、緑が茂ってきました。日々欠かさず手入れをしている庭ですが、この季節の若葉の生長にはほんとうに目を見張ります。
さて、今日は新しく入荷した器のなかから、涼を感じられるものをご紹介。
![](https://i0.wp.com/www.umwelt-rymd.com/wp-content/uploads/2014/05/E382A4E383A1E383BCE382B7E38299.jpg?resize=400%2C298&ssl=1)
まるい葉のかたちをした湊焼のお皿と、見込みに蟹が描かれた新渡の汲み出しです。
楽焼の流れを汲む湊焼は、京都から大阪の堺に移り住んだ陶工によって始められました。
お皿は6寸(18センチほど)で、使いやすい大きさです。わりあい薄いつくりになっていますので、手に持つとふわりと軽い印象です。そして、さらりと描かれた葉脈の一本一本が、それぞれのお皿に個性を吹き込んでいます。
![](https://i0.wp.com/www.umwelt-rymd.com/wp-content/uploads/2014/05/写真-1.jpg?resize=239%2C320&ssl=1)
また、汲み出しは外側が青磁ですので、より涼やかに見えます。蟹の周りを泳ぐ海老にも、ご注目。
![](https://i0.wp.com/www.umwelt-rymd.com/wp-content/uploads/2014/05/3f3f2-12.jpg?resize=239%2C320&ssl=1)
今日は雨上がりの庭から吹く風がひんやりと涼しく、昨日までの暑さを忘れる一日でした。