平屋の扉は木製の雨戸です。長年使われていただけに、かなり傷んでいました。
さて、どうしようかということになり、パンチングメタルに木枠を付けたものを建築士さんに提案してみました。。。
「そういう使い方をすることは今までなかったです」と、金網メーカーさんにも言われたのですが…
ガラス戸と二重構造にして、採光、通気性、防犯も含めて、わたしなりに考えた結果です。
以前から、洋書などで見ていたフランスやドイツの昔のデザイナーが住宅の金属ドアやパーテーションに円形を反復していたイメージがありました。
ところが、メーカーさんからいただいたカタログには予想外のさまざまなパターンがあり、特にわたしが惹かれたのが六角形をたくさんくり抜いたものです。六角形は連なると蜂の巣、ハニカム構造だと思い、お店のイメージが膨らみました。
不思議なことに、他にもハニカム構造のものがいろいろと集まってきました。
6月にはデッドストックの六角形のレンガタイルを仕入れたのですが、これは土間のひびが入っているところを補修するために部分的に並べて使う予定です。
最近も、現在の職場(古道具屋)で養蜂の図・屏風を手に入れました。
このようなモチーフの屏風を初めて目にし、銀箔の渋い光とモダンなデザインに強く心惹かれました。描かれた時代は大正から昭和の初め頃でしょうか。その当時、蜂蜜を売っていたお店が特別に作ったもののようです。
春先にこの屏風をお店に飾るのが今からとても待ち遠しいです。