スウェーデンの木製ボウルに、先日お客さまからいただいたレモンキャラメルを。
下に敷いたのはスウェーデンで織られたほんの少し直しのある美しい色彩の手織り布。店内にはこれから秋色の布を並べていく予定です。
冬になる前の短く小さい秋はいまや貴重な季節ですね 🍂

スウェーデンでつくられた木製のボウルには、高い技術を生かしたユニークな造形が多いと個人的に思っています。写真の小さなボウルは木に偶然できた(おそらく瘤のような)部分の内部と外部を削り取り、薄く軽やかに仕上げられたかたちが魅力です。
昨日「これから一人暮らしを始めようと思っています」とおっしゃる方がお見えになり、気に入ってくださったのはスウェーデンで1990年代に寄木でつくられたボウル。細かな木目の美しさや洗練されたかたちをためつすがめつ眺めお求めいただき、とてもうれしい一日となりました。
快適な住み心地を求めながら、空間に必要な要素を配置してゆっくりつくり上げていくことは(紆余曲折あっても)とても楽しいし、その住空間はときどきの自分自身が反映される唯一無二の場所になりますね。むかし一人暮らしを始めるときに感じたさまざまな気持ちをわたしもまた思い返しています(そしていまも変わらず試行錯誤のまっただなかですが)。
インテリアに関して何かご相談にのれることがあれば、できるかぎりお応えしたいと考えています。ご来店の際に、ちょっとした疑問を投げかけていただければ幸いです。
お店で買っていただいたものに限らず、みなさまにはほんとうに気に入ったものをできるだけ長く大切に使いながら、ときに愛でていただければと願ってやみません。