遠方のお客さまがご持参くださったお菓子を今日のおやつに。

小包を手渡していただくとき「これ、覚えていますか?」とおっしゃった包み紙を見ると、2010年の日付。お店を始める前から持っていたスイス建築博物館の広報紙だと気づきました。
以前お求めいただいたものを包む際、お客さまのお仕事に関連しているのもあり、わたしはこの紙を選んだと思います。が、それはたぶんお店を始めてすぐ(12年前)のころ。きれいな状態での長期保管に加え、覚えてくださっていたことは驚きでした。お客さまご自身も「そんなに長いことしまっていたんですね」と笑いつつ、今に至るあれやこれやを瞬時に思い出されたのではないかと。
バターの風味豊かな焼き菓子に、わたしのフィナンシェ記憶はすっかり更新されました。いつも新鮮な刺激をありがとうございます ♡