いまは日本を離れて暮らす友人家族に、折にふれ小さな京都だよりを送っています。おもに中身はご近所のお抹茶とお菓子。
彼らがいるところは日本の食品も割合よく見つかる場所のようですが、もちろんこちらにいた時のように手に入るわけではないので、「どうしてもこれがないと」という類はリクエストを聞いて発送します。
最近、その必需品リストに挙がったのが、ごま塩。これまでそれにまったく素通りだったわたしにはとても意外で、思わず確かめたところ、おにぎりに必須とのこと。日本でなじんだ味だったと知りました 🍙
そして梱包しながら『わたしの日本食これがなきゃは、さしあたりお味噌かな』と思いました。実は日ごろほとんど忘れているにもかかわらず(我ながらそれもどうかという気はしますが)、日本を離れると欲するため、お味噌を買うのは大切な旅の準備のひとつ。旅先で不思議だわと首をひねりつつお味噌汁を味わうのはいつものことです。
とはいえ、そんな旅にまつわる決まりごとも今ちょっと懐かしく感じています。