Umwelt

Textiles & Objects

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2日ほど前からは、(何度もこのブログに登場しているわたしの先生)マチルダのところでお世話になっています。もちろんユーリアとも再会しました。昨年の11月にみんなでお鍋を食べたことが遠い昔のように感じられます。

朝食にはマチルダが庭で摘んだラズベリーを Ursula Munch-Peterson のカップに。

Ursula Munch-Peterson がデザインした Ursula は、いまは Kähler から発売されていますが、 これはデザイナー本人が個人的につくったものだそう。テーブルクロスは 画家 Gudrun Krabbe のウッドプリント。目の粗い麻の生地の上で、植物や動物のようなかたちが楽しく踊っているようです。  昨年来日したときに、京都の骨董市で手に入れた印判の器(写真奥)と呼応しているみたい。

マチルダの感性と豊富な知識は、ほんとうにいつもわたしに刺激を与えてくれます。

そしてデンマークでは買い付けと並行して別の作業も。

デンマーク王立芸術アカデミー(KADK)の染色室で作業中のマチルダ。

「〔留学していた学校があった〕Kerteminde を思い出すでしょ」と言われながら、久しぶりにお手伝いをしました。

夕方になって KADK での染色作業を終えた帰り道、マチルダが車で海岸沿いを通ってくれたので、アルネ・ヤコブセンがデザインしたガソリンスタンドにも立ち寄ることができました。

「これから海に泳ぎに行こうかしら」と言ったマチルダのエネルギーは、いったいどこから来るのでしょうか。ますます彼女に興味が湧いてきました。