現在発売中の京阪神エルマガジン社『一歩先行く京都ガイド 地図で遊ぶ京都本』、夷川通のお店のひとつにウンベルトを掲載いただいております（p.71）。
The latest Kyoto travel guide book “Chizu de Asobu Kyoto-bon” by KEIHANSHIN Lmagazine Co., Ltd. “Chizu de Asobu” means “Let’s walk around and enjoy with various maps”.
Umwelt is published as one of new shops along Ebisugawa St. There are many shops and houses now, so you can enjoy taking a walk.
まさに温故知新を地で行く京都ガイド本（ブラタモリ好きな方には、ぜひとも手に取っていただきたいです）。本誌のなかで紹介されている古地図や古い路線案内図を眺めるのも新たな発見につながります。
例えば、特集「京都の美味しい水脈を巡る地図」に登場する「中昔京師地図」（p.65）には、堀川の東に長く延びる「夷川」があり、不思議に思い調べたところ、応仁の乱後１２０年間に及ぶ戦国の京都をのちの江戸時代になってから記した歴史地図だとわたしは初めて知りました。そしてまた、丹念に過去を調べて地図を作り、後世に残そうとした人がいたことに驚きました。
ふだん何気なく通ったり見たりしている場所の歴史や意味に気付くと、街歩きも一層興味深いものになりそうです。古い場所や地名には、タモリさんいわく「土地の記憶」が刻まれているのですから。