先日、鹿ヶ谷にて公開されていた和中庵と将軍塚青龍殿にある光庵を見に行きました。
和中庵の正面に位置する建物は洋館。
そこから渡り廊下を通じて茶室や畳敷きの大広間に行ける構造です。広間は風が吹き抜け、幅の広い縁側もたいへん心地よく、夏の風を満喫しました。
今回、茶室は非公開でしたが、渡り廊下の様子を外から見ることができました。
A few days before, I went to the historical architecture “Wachu-An” and the modern tea ceremony room “Ko-An” with my friend. It was a really hot and sunny summer day but we felt a slight beginning of autumn in Kyoto.
カーブを描く木材と奥のアーチ状の石組み(蜘蛛の巣も発見)。
鹿ヶ谷から南東にある将軍塚まで移動し、透明なベンチで一休み。デザイナー吉岡徳仁によるこの Water Block は、分厚く長いガラスの塊でできています。
日差しの強い時間帯だったこともあり、光と影の対比に目を奪われました。また腰掛ける前に、たいていの人が「熱いのかな」と手を触れていたことも印象的でした。
Water Block by Tokujin Yoshioka
“Ko-An” by Tokujin Yoshioka at Seiryuden.
光庵は今年4月に終了予定だった公開が延長されており、いまも見ることができます。ただし、受付の方が「いつまであるか分かりません」と仰っていましたので、そのうち幻のように消えてしまうのでしょうか。
久しぶりに一緒に出かけた友人と展望台からの風景を眺めながら過ごせたことは、今年の夏の思い出です。
I recommend to visit “Ko-An” as soon as possible. Because it might be vanished into misty fog, one day.
Anyway I appreciate my friend’s invitation.