第二回目のUmweltクロッキー&デッサン教室。
今回は、先生自らご持参くださったさまざまなモチーフを再度10〜20分の短時間で描く練習をしました。
最初の集中力がとにかくすごい赤いTシャツの彼は、瓶のラベルの文字が気になったらしく、ささささっと寄って観察しています。
先生は、生徒それぞれのよい部分や描きたい感じ(やりたいこと)を大切にしつつ、基本的なことをすこしずつ教えてくださっています。
最後にはそれぞれのクロッキーを並べて、感想をちょっと話し合ったり。。。
ひとつのモチーフをじっくりと観察し、短時間集中して描くことは、やはり何か普段の自分の思考回路とは違う部分を使っているように思います。わたしにとって土曜の夜は、ほどよい緊張感とともに、しばらく忘れていた「制作する」という楽しさをよみがえらせてくれる時間になりつつあります。
そして「ではまた来週」と、みなさんが静かにあいさつされながら帰ってゆかれるのを見ると、同じような感覚を共有してくれているのかもしれないと嬉しく思い、またほっとしたりもするのです。
お天気のよい日に、いつかみんなで外に出て、見晴らしのいい場所でスケッチしてみたいな。。。
囁くような歌声はスウェーデンのスティーナ・ノルデンスタムです。