仕事を終え、家に帰ってひと息付くと、わたしは身につけていた装飾品を外してお皿の上に載せます。
その日によって、まったくつけないこともありますが、だいたいはピアスと指輪をひとつ。受け皿にしているのは食器としても使えるものが多く、季節や気分に合わせてアクセサリーと器の組み合わせを変えています。
写真のお皿に載っているのは、ウンベルト開店当時よりお取り扱いしておりますデンマーク製Hornvarefabrikken(ホーンヴァレファブリッケン)のアクセサリー。下にはハンガリーの麻布を敷きました。
先日、お客さまがこちらのブローチをこの夏のお気に入りに合わせたいと選んでくださいました。これまでわたしは、セーターなど秋冬のウール素材との組み合わせを提案していましたが、軽い角のブローチは、この時期の薄い衣料にもお使いいただけますね。
なにより素敵だったので、写真をお願いしました。
お客さまとお話ししていると、みなさんそれぞれ季節感をとても大切に、日々暮らしていらっしゃるのだと実感します。
わたしも四季折々に合わせて、自分が纏ったり、身の回りで使ったりするものの様子をお店で再現できればと考えています。