わたしがものを選ぶときの「好き」や「面白い」の基準が作られていったのは九〇年代中頃。。。
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本書は、ちょうどその頃のファッションと、写真、音楽、雑誌メディアがミックスされて(ガーリーカルチャーに始まり今日へと至る)新たな文化が創造される瞬間を捉えています。
今となっては懐かしく、またちょっと気恥ずかしさもあって刊行当初は素通りしていましたが、先日古本で入手しました。
それから、もう一冊買った本。
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こちらは最近刊行されたもので、この表紙を見た途端、民族衣装が大好きな友だちの顔が浮かびました。
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国立民族学博物館の資料のなかから「かわいい」をキーワードに紹介されている選りすぐりの民族衣装の数々。
最初はカラフルな刺繍や珍しい柄に目が釘付けになったのですが、読み進むにつれて、単なる見た目のかわいらしさだけではなく、文様に込められた思いやかたちに現れた機能性といったそれぞれの民族衣装の背景も気になってきました。
普段は着たきり雀のわたしですが、この本のなかから選ぶなら、これを着てみたいです。
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