トーストに塗っているのは、ベジマイトというオーストラリアの食品です。ビタミンが豊富なのですが、その塩辛い味は好き嫌いが分かれると思います。
偶然、お店の近くで売っていたのを発見してひさしぶりに購入しました。チーズを加える食べ方もありますが、わたしはそのままでも結構好きです。
朝食に使っている食器は、Russel Wright(ラッセルライト)がデザインしたアメリカンモダンシリーズです。1939年から1959年の20年間にわたってSteubenville社で製造されました。モダンなフォルムと、ぽってりとした釉薬の色と質感がとても気に入っていて、かれこれ10年以上使っています。
ちょっと欠けたカップには金継ぎをして。
ちなみに、ミッドセンチュリー・モダンを代表するデザイナーのイームズ夫妻がラッセルライトの食器を愛用していました。また、90年代の北欧ブームの時に、透明感のある水彩画を描くスウェーデン出身のファッション・イラストレーターがニューヨークのアトリエで使っているのを雑誌で見たことがあります。
お店でもラッセルライトのテーブルウェアをいろいろ取り扱っています。