ウンベルトは明日29日(月)より年末年始のお休みに入ります。ようやくすべての箱が届きましたので、新年には新しく買い付けた品々をみなさまにお披露目できると思います。
また、山形在住の大滝 郁美さん(itori)による手織りの ‘Nytt År 新春’ をイメージした麻のハンカチも到着しました。今回もユニークなチェックが織り上げられています。
New Arrivals: Handwoven linen handkerchiefs by weaver Ikumi Otaki (itori)in Yamagata prefecture. Inspired by the theme ‘Nytt År’ (New Year), each piece showcases a different, unique check pattern. We love the subtle, ‘Out of Sync’ beauty of the weave!

大滝郁美さんからのお便りをご紹介します。
✒️「視覚のズレ」を意識したレッド系のハンカチは、たて糸のストライプの線が左右対称にならないように配置しました。線の幅も細いものと太いものにして、よこ糸もたて糸と同じ線の配置になるように織り込んでいきました。
織り進めながら、織り機に巻き取られていく布地をふと見たときに、線の太さの違いの効果で立体的に見える気がしました。斜め上から見るとなんとなく四角形が浮き上がって見えるかと思います(わかりづらいですが) 。差し色にはピンクを入れたり淡いブルーを入れたりと、細い線の色も少しずつ変えています。
視点をずらすと違う見え方がする、新しい年にそんな発見があるといいなと思います。

そして次に、ブルー系のハンカチです。
こちらは「テンポのズレ」を表現しました。
縞模様をデザインするときは、チェック模様が左右対称になるように、そして太い四角の中に細い線を入れる時はその線が中央に来るように考えてしまうのですが、このハンカチはあえて中心からずらした位置にそれぞれの線を配置しました。
手にされた方は「この線の入れ方は間違ったのかな?」と違和感を感じられるかもしれませんが、ハンカチ全体を見てみると全部の線がズレているので、「こういうものなのかも」と納得してくださるかもしれません。
機械で織るのと違い、手で織る面白みはズレなのかもしれないと思いました。左右対称のチェック柄とはことなり、ピッタリ同じに線をそろえなくてもいいし、すごく楽な気持ちで織り進められました。より人間的な織り方ができた気がします ☺︎ 🖊️
クリスマスからお正月へと慌ただしく移り変わる年末年始に置いてけぼりになるような、世間と自分との感覚のズレが、itori らしい色合いのチェックのなかに見え隠れしています。
2026年は1月9日(金)より営業いたします。新しい年のはじまりにご覧いただけますように。