itori 大滝郁美さんによる手織りハンカチ、秋冬がテーマの最新作が織り上がってきました。
京都にお届けいただいたのが旅に出る直前だったこともあり、今回は大滝郁美さんが本格的に織物を学ばれた国でもあるスウェーデンで撮影しています。旅するハンカチをどうぞ。
‘Höst och Vinter’ handwoven handkerchiefs by Otaki Ikumi in Yamagata prefecture
大滝さんからのお手紙をご紹介します 📨
✒︎ホワイト系のものは、薄くて白いので、重ねると後ろの模様も透けて見えるトランスパレントのような仕上がりになりました。リネン100%です。 秋冬の清々しい空気をまとうイメージで織りました。端に入れた黄色のラインがアクセントになっています。緯糸(よこいと)には残っていた糸やその他思いついた色を入れて、すべて異なる色のハンカチにしました。
ハンカチとして作りましたが、小さなプレゼントを包んで、ラッピングペーパーのように使えるかもとイメージが広がりました。
✒︎ベージュ系のハンカチは、ちょっとクラシックな感じにしたくてブラックのボーダーを入れています。ベージュの糸は、ところどころに節のある少し変わったタイプを使って単調になりすぎないようにしました。
細い線が5本ずつのボーダーなので、織りながら五線譜のように見えてきました。寒い季節は読書に耽ったり音楽をじっくり聴かれる方が多いと思いますが、お出かけの際にはこのハンカチを一緒に持ち歩いていただければうれしいです ✉️🖊️
現在、ウンベルト店内にて手触りと実際の色味をご確認いただけます(写真の中にはすでに販売済のハンカチが含まれています。ご了承ください)。
新作について遠方からお問い合わせいただくことも多い itori 麻の手織りハンカチ。在庫には限りがございますので、お早めにご連絡くださいませ。
今回はカラーパレットのような仕上がりに、いつも以上に選ぶ楽しみも込められています。お気に入りの一枚を選んでいただけますように。そしてプレゼントにも、プレゼントを包む布としても最適です。
どうぞよろしくお願いいたします。