母に店番をお願いしていたとき、お客さまがお届けくださった季節の主菓子、道明寺製の「楓餅」と薯蕷の「飛燕」。
ほんのり青みがかった飛燕にはその名のとおり燕の焼印があり、ちょうど昼間見かけたことを思い出しました。
バス停での待ち時間、ぴよぴよ声のする方を見上げると、大きなヒナでおしくらまんじゅう状態の燕の巣が。そこへひっきりなしに餌を運ぶ親燕に感心して眺めていると、やってきたバスに乗り遅れそうになりました。
お客さまとお会いできず残念でしたが、母とともにお気持ちもとてもありがたく受け取っております。