itori 大滝郁美さんによる手織りハンカチ、冬がテーマの最新作が山形から届きました。
New arrivals in Umwelt: ‘Vinter’ handkerchiefs handwoven by Otaki Ikumi in Yamagata prefecture
今回のハンカチについて、昨年末にいただいた大滝さんからのおたよりをご紹介します ✒︎
ダーク系(ブルーベース)の方は、冬の夜のイメージです。 冬は夜が長く、北欧も曇りがちで太陽の出る時間があまりありません。 暗くてつまらないように思えても、その暗闇の中には、本当はいろんな色が混じっているような気がします。そんな夜の色を集めてハンカチの中に織り込みました。
ブルーの中にグリーンを少し差し込んだら、全体的に色に立体感が出たかなと思います。 同じたて糸で、よこ糸の色を変えながら3パターン作りました。
ホワイト系のものは、ブルーベースのものと対比するように明るい色を差し色にしました。冬景色のイメージと、新しい年の始まりを迎える気持ちを表現してみました。 今年は暖冬を実感していますが、こちらでは一度大雪が降ったのでしばらく一面雪景色でした。 誰も踏みしめていない雪を前にすると、なんだかウキウキするものです。
また、新しい年が始まるときは気持ちが入れ替わって、まっさらな紙にこれから何を描いていこうかな、と いうような気持ちになります。
日々使う時になるべく明るい気持ちになるようにと、たて糸には赤やピンクを3種類使いました。 白い糸はヘンプの糸を使っています。丈夫な糸で織ったハンカチなので、長くお使いいただけると思います。
こちらは昨年12月に一番雪が降った時の写真です。川沿いにある開けた道で、いつも通っているのですが雪景色になるとまた綺麗でした ✒︎
2015年からウンベルトでお取り扱いしている itori 大滝郁美さんによる手織り麻ハンカチ。白を基調としたものはこれまでほとんどありませんでした。その点でも今回の冬のハンカチはとても新鮮にうつります。
店内にてお手にとってご覧いただければ幸いです。また、遠方のお客さまには発送が可能ですので、ご希望の方はコンタクトフォームよりどうぞご遠慮なくお知らせくださいませ。