南スウェーデンで先週座礁したフェリーのその後。
フェリーは22日の時点で、二度にわたって座礁していましたが、驚くことに29日に三度目の座礁があり、また燃料漏れが確認されました。数日たった今現在、新たなオイルの広がりは見られないようです。そして、フェリーの引き揚げ計画が進められています。
オイル(主に重油)にまみれた白鳥などの野生動物の保護と清掃、沿岸の浄化作業はすでに始まっています。ただ、はじめの燃料流出量が多かったため、500羽以上の鳥が被害を受けたと推定され、衰弱していく生き物たちを助けるのは時間との闘いにもなっているようです。
以前アンナさんにもらったキーホルダーは、スウェーデンの湖一帯で船に乗る人たちが加盟する保険組合のもの。船とセーリングをこよなく愛すロルフさんを間近に見ているのもあって、今回の事故の影響が心配でなりません。