Umwelt

Textiles & Objects

Vexations

遠方のお客さまが「おでかけのおすそわけです」と送ってくださった小包 💌 うれしいおたよりとともに、おさかなてぬぐいが登場して感極まれり。

I got cordial presents from one of my customers. She wrote to me when she visited the exhibition and find fish motif, she remembered me there. Because my family name is related to fish.

お心遣いをありがとうございます。

自分の名字に一層、愛着を覚える出来事でした >・ ))))>< >・ ))))>< >・ ))))>< >・ ))))>< >・ ))))>< zumi

以下、ウンベルトラボの棚より📖

目につくところにある安西水丸さんの著作は、ほとんどが漫画です。写真左端はエッセイで、あと数冊どこかにあるはず。今回の復刊で中央の『青の時代』をあらためて購入しました。

ちょっとむかしの、やや曖昧な個人的記憶をつらつらと。

安西さんのことを考えたとき、最初に思い出すのは、高校時代の美術の先生(日本画専攻)です。先生は、学校の生徒を題材にしたヘタうまな4コマ漫画を創作したり、絵画のモティーフに玩具を組み合わせて描いたりもしていました。雑誌「ガロ」、岡田史子、杉浦茂、そして(湯村輝彦さんに倣って)良いものから「ヘタうま」「ヘタヘタ」「うまうま」「うまヘタ」という順序になっていることを初めて教えてくださったのも、その先生でした。

それから、なにかの紀行番組で、地方の土産物屋さんに入った安西さんが、お店のなかに長いあいだ眠っていた灯台の置物をうれしそうに購入されていたことが、いまも強烈な印象として残っています。まさしくその灯台が、安西さんの作品に出てきそうなものだったからです。「自分にとって大切な物はこういうふうに見つけるんだよ」とそのとき教えてもらったような気がしました。一度だけお見かけする機会もあり、ひそかにスノードームを集めたのも、やはり安西さんの影響だったかもしれません ❄️

記憶ちがいかもしれませんが、エリック・サティ「ヴェクサシオン」を使用した安西水丸原作のラジオドラマをむかし聴いたような、聴いていないような ♪