Umwelt

Textiles & Objects

Isn’t It A Pity (Take 27)

七月は、しばらく会えていなかった方々と実際に(または FaceTime を通じて)お目にかかれたので、個人的にとても印象深い月でした。

さてそれにしても暑い夏の盛り。だからか、涼やかな色合いの豆皿を手に取りました。

Small dish, old Imari ware for summer, new arrivals in Umwelt.

江戸中期の古伊万里、紙摺印判という技法で文様が付けられています。

呉須がのっていないところや滲みが、かえってこのお皿の魅力になっているように思います。文様になっているような、そうでないような。

たて約6cm×よこ約8cm、となりのライターと比較してご覧ください。sold

ところで、比較のために置いたライターはスウェーデンのごく一般的なもので、同じデザインのマッチが昔からあります。

以前はマッチやライターもお土産としてたくさん持ち帰れていましたが、規制が厳しくなったいまは、ひとつが限度です。お店を始めた当初はまだ平気だったのに、あるとき突然、搭乗間際に指摘されて泣く泣く没収になったことを懐かしく思い出しました。