毎週金曜日、NHK Eテレで放送中の『THE ARCHITECT’S PLACE 北欧発 建築家の幸せな住まい』（原題は『hemma hos ARKITEKTEN』建築家の家で）をウンベルトラボで楽しみに観ています。
スウェーデン・テレビ (SVT) が制作した番組で、いま現在のスウェーデンで活躍する６人の建築家の自邸に焦点を当て、それぞれの家について考えを聞くというものです。また、建築事務所の様子や現存する作品、各々が影響を受けた過去の建築家たちも紹介されるので見どころが多く、気づくと３０分があっという間に過ぎています。最後に流れるお料理やホームパーティの雰囲気もいいな。
日本で放送されているのはシーズン２(säsong 2・スウェーデンでは2020年放送) からですが、スウェーデン・テレビのサイトではシーズン１(säsong 1・ 2018年放送) の視聴も可能です。スウェーデン語字幕があるので、わたしはメモを取りながら語学の勉強を兼ねて繰り返し観るようにしています。視聴は９月１２日までの期限付きですので、忘れぬうちに。
スウェーデンの美しい自然を眺められるのはもちろんのこと、環境に対する意識や配慮には考えさせられるところが多々あります。そしてなるべく家のうちと外の境界をなくそうとする「シームレス」な試みには、伝統的な日本の建築と近しいものを感じます。
シーズン１の第４回に登場するのは、Thomas Sandell（トーマス・サンデル）！
ウンベルトでは、彼がストックホルム近代美術館のためにデザインした椅子 TS stole を開店当初から密やかにお取り扱いしております。
Anna and I talked about SVT program ‘hemma hos ARKITEKTEN’ last day. I asked her “Who is your favourite architect?” “It’s hard to say who’s my favourite. Gert Wingårdh is very controversial, he has designed many architecture that really catch people’s eyes, his house is my favourite. But I like Thomas Sandell, Hans Murman and Inger Thede, too.” she answered. I always watch the program, thinking of you.