おかげさまで「織姫の布市 vol.8」は残り一週間となりました。初めてのお客さまにもお越しいただき、とてもうれしく思っています。
さて、うつわの新入荷のお知らせです。

瀬戸の豆皿(俵に宝珠)と御深井釉の隅入長方皿です。
豆皿は、意匠化された米俵のかたちを愛らしいと思って初めて手にしたのですが、よく見ると左には宝珠文様。小さな器のなかに吉祥の意図が存分に込められているのかなと思います。

そして長方皿の裏側のようすをご覧ください。このうつわの魅力はここにも。
高台まで端正につくられていた江戸中期頃から比べると、江戸後期はいくぶん荒くなった印象ですが、釉薬はやはり美しいと思います。
重さがあり、しっかりとしたつくりですので、これから日常づかいに楽しんでいただければ幸いです。
