Umwelt

Textiles & Objects

Ritornello from itori vol.22

itori 大滝 郁美さんから夏の手織りハンカチ、新入荷のお知らせです。
アトリエのある山形の夕暮れ風景とあわせてご覧ください。

New arrivals: Handwoven linen handkerchieves ‘Colors of Summer’ by the weaver Ikumi Otaki ( itori )
She sent photos from Yamagata prefecture. Vilken vacker utsikt!

Umwelt では、透明感のある色遣いが印象的なハンカチを心待ちにしてくださっている方が多く、ふと気付くと itori 麻ハンカチのご紹介は、もう二十回を超えていました。
 
それで、この夏は思いきってこれまでとは異なるチェックのパターンをお願いしました。
以下、二種類の新しいハンカチと添えられた大滝 郁美さんからのお手紙です ✉︎



イメージしたのは夏の夜です。
青が暗くなりすぎないように、いくつかの明るい線をチェックになるように織り込んだところ、花火のように見えることに気付きました。
織りながら、日本の夏らしい色になったなあと思いました。こういう色の浴衣を見たことがあるように思います。
今年はどのくらい花火が見られるのか分かりませんが、夏のお出かけのお供になってくれたらうれしいです。


こちらのハンカチはなんとなくですが、海水浴のイメージです(本当になんとなくですが)。夏は身に着けるものも明るい色が増えてくると思うので、ハンカチも明るい色がいいかなと考えました。

まだまだ不安が残る毎日ですが、明るい気持ちでこの夏を過ごせるといいなあという願いも込めています。

私の住む家からは、北は鳥海山、南は月山という大きな2つの山を望むことができます。 

この写真の山は鳥海山です。 当たり前ですが、秋田側から見ればまた違ったシルエットなのですが、私に一番馴染みの深いのがこの形の鳥海山です。  夕焼け雲に浮かび上がる鳥海山を見て、今日一日がとても穏やかだったことを思いながらいい時間を過ごすことができました。 

田舎に住んでいても、町の中の住宅地に住んでいる方もいるので、そういう意味では私の住んでいるところは田舎の中の田舎。徒歩数十秒でこの景色を見ることができます。 この景色が拝めることは、何よりの栄養補給です。