Umwelt は６月１日（月）より営業を再開いたします。
臨時休業中、様々なことに思いを巡らせています。また、実際に身体を動かしながらお店や自宅のなかを整理していると、これまでの買い付け旅（準備期間の１年を含めると８年分）の合間に訪れた土地々々の美術館、ギャラリー、ブックショップ、公園などのパンフレットや包装紙などの紙片がいろいろ出てきました。
そこで営業再開にあたり、『Umwelt エフェメラ展覧会 2020（仮）』を開催します。
お店を始める前から、デザインが素敵な海外のエフェメラやペットボトルなどを持ち帰るのを常としていたのですが、この期間の作業を通して、改めてこれらにスポットを当てたいと考えました（ephemera はカゲロウなどの短命な儚いものを指しますが、写真の昆虫は夜の散歩途中に見つけた蝶です）。
もちろんエフェメラは売り物ではないので、通常の展覧会ではありません。しかし買い付け旅が不可能ないまの時期だからこそ、このような企画を開催できるのではと思い至りました。
その意味で、この企画は集客を目的としたものというよりも、これまで（あるいはこれを機に）ご来店いただいたみなさまとこれからのお店のあり方（ご希望など）について、エフェメラ（ある意味で過去の集大成）を眺めながらお話できる「場」と捉えています。
『エフェメラ展覧会』はまだ構想中ですので、展示方法や開催期間をいつまでにするかなど、具体的なことはきっちりと決めていません。
とはいえ、販売用の商品としてこれまで仕舞いこんでいた物などを取り混ぜて、新鮮なお店づくりを心掛けるつもりです。
来月からの営業再開に向けて準備をすすめますので、どうぞよろしくお願いいたします。