先日は、ブックデザイナー日下潤一さん・まり子さんご夫妻の旅にご一緒して、嵯峨嵐山を歩いてきました。
日下さんから「東京・人形町のギャラリーVision’s(ヴィジョンズ)で開催される『百人一首って』という展覧会に向けた制作のため、『小倉百人一首』を編纂した藤原定家の足跡をたどることが今回の旅のテーマ」とお聞きし、百人一首ずきとしても喜び勇んでお供を申し出た次第です。
I walked around ‘Saga-Arashiyama‘ with Mr. and Mrs. Kusaka to find Fujiwara no Teika’s sign last day.
Fujiwara no Teika who selected ‘Ogura Hyakunin isshu’ was born and died in Kyoto.
☝︎最初に訪れた場所は、小倉山荘跡の寺院、厭離庵。いまは閉ざされていますが、これから紅葉の美しい時季に公開されるそうです。秋の様子を想像しながら眺めました。
厭離庵から次の時雨亭を目指して歩く途中、向井去来の住んだ落柿舎を見学しました。名前のとおり、柿の木がたくさん植えられています。
☝︎茅葺のいおりと庭。「四国の親戚の家のつくりとよく似ているわ」と、まり子さんが教えてくださいました。
そしてたどり着いた( 二尊院のなかにある)時雨亭跡は、とても見晴らしのよい場所でした。日下さんご夫妻といろいろなお話をしながら歩き回れたことが何よりの収穫です🍁
We thought about old poets all day long. And I really enjoyed walking and talking with them.