Umwelt

Textiles & Objects

Sail to the Moon

産経新聞1月21日(月)夕刊[関西版]にて、デンマーク・コペンハーゲンのギャラリー A. Petersen で開催中の展覧会『Japan Retur』をご紹介いただきました。

The newspaper article about the exhibition “Japan Retur” in Denmark. The photos I took in vernissage, 4th October 2018. Anna came from Sweden to join it and she looked our ‘magical’ carpet. Tak for alle!

写真は Aggebo & Henriksen と制作したカーペットです。日本の絣の技法を学び、そこから新たに自分たちに適した方法を探り出した結果、ようやくこのようなかたちでお披露目することができました。

Aggebo & Henriksen learned ‘KASURI‘ technique in Kyoto. It was just a starting point to research and find their own way. And they have still created more sophisticated things as they like. I love their style so much.

記事にある「現地の作家」が、テキスタイルデザイナー Anne Fabricius Møllerさん(上写真の中央)。

彼女は大分・別府の竹細工士 清水貴之さんと面識があり、清水さんに編んでもらった竹のいくつかのパターンを試しに布にプリントしたそうです。すると、そのなかのひとつがデンマークのスーパーマーケットIrma で販売されているコーヒーのパッケージに似ていることに気付きます。「Irmaといえば、キャラクターのイヤマちゃん!」というわけで、できあがったのが手縫いのイヤマちゃんワンピース👗その工程がボードに並んでいるのも、なんだか発表会のようで愛らしい印象でした。

会期が終わるまでにもう一度、『Japan Retur』をよく見てこようと思っています。

昨夜の帰り道に眺めた月は、眩しいくらいに明るい満月でした。思わず足を止めて見入りました。帰宅後、大家さんに「月がきれい」とお伝えしたら、「スーパームーンじゃないかな」と教えてくれました🌝 すると京都の織姫 聡子さんからも「スーパームーンですかね」と連絡が 🌝 今年最初の満月だったのですね。

ところで、もうすぐ劇場公開されるルカ・グァダニーノ監督『サスペリア』リメイク版が楽しみです。

予習のため1977年に制作された『サスペリア』をおそるおそる観たのですが、怖さよりも登場する建物の色彩や構造、インテリアに心を奪われ、予想に反して個人的にすきな映画の殿堂入りを果たしました🎥 いつか The Whale House に足を運びたいな。

Umwelt presents「新春の布市」於 ウンベルト
2019年1月11日(金)より30日(水)まで
期間中の木曜日、24日はお休みです。


最終日までどうぞよろしくお願いいたします。