Umwelt

Textiles & Objects

Ritornello from Yamagata vol.12

itori 大滝郁美さんから、再入荷の初夏と新入荷の盛夏のリネンハンカチが届きました。

Handwoven linen handkerchiefs by Ikumi Otaki. She has woven them her favorite summer colors.

大滝さんのお手紙・写真による近況もあわせて紹介します。

× は夏の夜の色を選びました。先日夜の海を見に行ったのですが、日が沈んだ後も空が海の色よりも明るく、きれいな紫色になっていたのが印象的でした。
そしてもう一種類は、青 × 黄土色を基本に、花の色、山の色といろんな色を掛け合わせました。夏の空気の色ははっきりしていて、どの色もくっきりと見えます。青をベースに桃色や緑色を重ねてみました。すると意外と面白く、深みのある色合いになったように思います。

結果的に、私の夏!というイメージそのままが表現できました。ぜひ、お出かけに持ち歩いて使っていただきたいです。






ここは桑畑です。剪定のお手伝いに行ってきました。 周りは森で、この景色を見たときにスウェーデンを思い出しました。車の音も全く聞こえず、鳥の声しか耳に入らないようなこういう景色のなかで過ごす時間が自分にとってとても大事なんだと気づきました。













そして最近はこんな田んぼ道をドライブすることが多く、田の色が季節を教えてくれます。 うちから少し行けば庄内平野の広がる景色を見る事ができ、とてもいい気分転換になります。





Umwelt では 四季を通じて itori 手織りハンカチをご紹介しています。素材は麻100% 。さらりとした肌触りと乾きの早さが特長ですので、暑くなるこれからの季節は、とくに重宝します。プレゼントにもご好評いただいております。

わたしは、ハンカチという小さな布のなかに、大滝さんの織りの正確さはもちろんのこと、直感的で優れた色彩感覚が凝縮されているなぁと、触れるたびに感じています。