本日よりお店に新しい商品がお目見えしています。そのなかから一部を紹介します。
スウェーデンからは素材の美しさを生かした木工品の数々。そして1920〜30年代のオランダ製キャビネット。こちらは農家で使われていたようです。どれも手仕事の良さを今に伝えてくれるものだと思います。
そのなかでもわたしは特に、オランダで見つけた木製りんごのオブジェや、持ち手のラインがきれいなスウェーデンのトレイが気に入っています。
モダンな抽象絵画を彷彿とさせる古いタイルはオランダ製。
コンピュータがプリントされたお皿!グスタフスベリにこんなユニークな図柄があったとは!見た瞬間、目が点になりました。
わたしは買い付けの旅で見つけた素敵なものたちに「こんにちは」と語りかけます。けれどもお店に来てしばらくすると「さようなら」と言って、それらはわたしのもとを離れてゆきます。古いものを扱う仕事なので、嬉しさとちょっぴり寂しさの混じったような、そんな複雑な心境にも慣れていかなければなりません。
とはいえ、その時々の出会いや刺激を絶えずお店に反映させてゆくことは、それまでのウンベルトに「さようなら」をして、新しいウンベルトになって、お客さまに「こんにちは」と言っていただくことではないかとも思うのです。そう考えると、わくわくして、再びいろいろな出会いを求めて旅立ちたくなるのです。