Umwelt

Textiles & Objects

from Utrecht

ユトレヒトに来ています。

フランスを出る時に現地の友人夫婦とは別れて、オランダからはいつものひとり旅です。

自転車を壁付けで停めるの図。なんて斬新なのでしょう!!
わたしがこの写真を撮っていると、ふいに後ろから「それは、いい考えだよね」という声が聞こえました。振り返ると、配達用の大きなカーゴを傍に携えた人が。

(実はこの場所は手前に背の高い門があったため)手を伸ばして頭の上にカメラを掲げて、しかも大量の荷物を抱えているというわたしの不思議な姿が関心を惹いたのでしょうか。

そのおじさんとしばらく立ち話をしていると、わたしの次の目的地はすぐそこだからと親切にも仕事のトラックで送ってあげようと提案してくれました。

途中にあった古い建物の説明をしてくださったり、おじさんのご両親はドイツ人だそうで、生まれ育ったのはオーストラリアで…というエピソードを話してくれたり。そして「当時の自分はミッフィー(Nijntje)を全然知らなかったけど、日本で人気なのはなぜ?」と尋ねられたり。

おじさんとの会話はとても楽しくて、気が付くと目的地に到着していました。

こんなひとときも、ここに来てよかったと思える旅の大切な記憶なのでした。

ありがとう、ルーイさん!