ベランダが危険だからなのでしょうか。修繕中、あるいは補強なのかわからないような足場を街でよく見かけました。
今回のドイツ・東欧の旅では、古い民族衣装や小さなかわいらしいものたちに出合いました。
そのなかでも東欧のいくつかの街では、民族衣装の刺繍の細やかさや独特の染めの技法に、アジアのものとの共通性が少なからずあることがわかりました。そして、それらを実際に手に取り、自分の目を通して確認できたことは貴重な経験となりました。
また個性豊かなアンティークショップの店主とのやりとりも、楽しかった旅の記憶の一部です。
プラハのあるお店では、過去に日本から渡ったと思われる一枚の長襦袢が陳列されていて、その襦袢のデザインから(松皮菱だったのですが)お互いの国のアールデコの時代の話で盛り上がったり。。。
ブダペストでは、そこのお店でペーパーウェイトとして使われていたものに目が留まり、おじさんに値段を尋ねると「自分のものだから売ることはできない」と言われたのですが、その直後、二つあったうちのひとつを私に渡し、残りをカウンターの机の引き出しに閉まって「にっこり」と微笑んでくれたことも!
トーマス・ドルビーは、プリファブ・スプラウトのプロデュースをしていたのと同時期に自身のアルバムを制作していました。久しぶりに聴き返したのですが、しみじみ良い曲だなあと思いました。。。
そんなこんなで、もうすぐ帰国します。