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Textiles & Objects

Domino Dancing

昨日は、仕事を終えてから京都芸術センターに足を運びました。楽しみにしていたコンテンポラリーダンスの公演を見るためです。

『G-g(s)』 演出・振付 双子の未亡人

わたしは以前からベルギーのRosasというダンス・カンパニーがすきでした。例えば、スティーヴ・ライヒのミニマル・ミュージックに合わせて、数人の女性が日常的、あるいは抽象的な動作を反復させるのですが、そこには、身体でリズムを刻むような緊張感と、その反復がずれていく差異の面白さがあります。また、女性特有の姿や動きをよりダイナミックに美しく見せるシンプルな衣装もとても素敵です。

そんなお話をお店に来られたダンサーの女性の方としていたところ、彼女が出演する舞台が、つぎは京都であるので…と『G-g(s)』公演にお誘いくださったのでした。

会場になっている京都芸術センターは、長年小学校だった建物を改装して活用されています。開場前にご案内いただいた待合室は、かつて実際に授業が行われていた教室でした。そこには以前の公演写真が展示されており、開場を待つ観客のみなさんが鑑賞中。。。

そして、公演を見終えて…
古い小学校の講堂という舞台を生かした演出がわたしには新鮮でした。出演されている8人のダンサーそれぞれに、キャラクターを生かした動きの見せ場があり、ひとりひとりの個性を感じられたのがとてもよかったです。

リズミカルで緊張感のあるダンスを間近に鑑賞できて、心が浮き立ち、帰り道はちょっと自分が身軽になったような気がしたのでした♪

公演は、明日3月9日が最終日です。

選曲は、タイトルにダンスが付きますが、双子の未亡人さんと直接は関係ありません。どちらかというと、先日から始まったふたりの企画展を意識しています。3月14日までですが、それまでのお題は女性2人組にしようかなと。こちらはスウェーデンの女性デュオ。

妄想さんぽ部員より