今朝、四条通りで長刀鉾を解体しているところにばったり出くわしました。
職人さんたちが手際よく縄をほどいてゆく様子に思わず足を止めて見入っていると、隣にいた女性が「この短い縄は持って帰ったらいいのよ。毎年塩で清めた新しいのを使うから」と教えてくださいました。どうやら、鉾立に使われる縄には長年使い続けるものとその年限りのものの二種類があるようです。
山積みになっていた縄のなかから適当な長さのものを探していると、傍にいた職人さんが榊の枝も手渡してくれました。
縁起物なのでさっそくお店に飾ってみたり、お世話になっている知人に配ったりしています。まだございますので、気になる方はどうぞご遠慮なくおっしゃってください。