Umwelt

Textiles & Objects

Roof tiles

先日のこと、東本願寺の修復のため下ろされた瓦を自由に持ち帰ることができるらしい、と父が教えてくれたので早速いただいてきました。

それというのも、お店の庭の傷んでいるところに瓦を置くとよいかなと思い付いたからです。

一枚が八キロと聞き、覚悟していたいつもりでしたが、旅行用のトランクに五枚入れると四〇キロ。母と必死になって詰め込み、タクシーの運転手さんに「瓦が入っているので、かなり重いです。」と説明はしたものの、乗っているあいだ中何やら不審がられていたような気がします。。。
瓦には一枚一枚瓦師の刻印があり、三河で焼かれた瓦が京都に運ばれてきたことがわかります。

一〇〇年くらい前のお寺の瓦が、お店の坪庭に並んでいると思うとなんだかちょっと不思議です。