古い裂き織の布が好きです。
わたしが初めて裂き織を意識したのは、デンマークの学校で裂き織用の糸玉が大きな籠いっぱいに積まれているのを見たときでした。木綿の太い糸を経糸に、みんなが自由に布の糸を使い、猛スピードで布を織っていました。
その後、以前働いていたお店で不思議な色合いの古い日本の帯を見かけたときに、その斬新な配色と手触りのよさにとても驚き、すっかり裂き織りの虜になってしまいました。
緯糸に織り込まれているのは、使い古したりいらなくなった布たち。柔らかくてもしっかりしているので、用途は帯や敷物など。。。
素材は絹や木綿が多く、一枚一枚いろいろな手触りを楽しめます。思いもよらない色の組み合わせを発見することもあり、眺めていて飽きません。
経糸は木綿、緯糸には絹地が織り込まれた長い裂き織。とっても薄手。36cm×170cm
経・緯ともに木綿。厚手でしっかりしています。敷物に最適。148cm×162cm
経糸は木綿、緯糸に使われている布は、木綿と絹。周囲は木綿の布で縁取られています。縁の布はちょっと弱っています。132cm×140cm