itori 大滝郁美さんから織機の写真が届きました。
これから Umwelt のブログで山形での彼女の近況を時々お伝えしたいと思います。題して「山形からのリトルネロ」始まります。
こちらは布が織られる前の経糸の様子です。
東京から山形に戻られてすぐに、お願いしている麻ハンカチの製作に取りかかってくださっています。織物は、実際に織る作業も大変ですが、織り始めるまでの準備に多くの時間と労力を費やします。
わたしも布を織っていたことがあるので、写真を拝見しながら、細い糸を一本一本順番に綜絖（上部の白い糸のようなもの）、そして筬（下部の櫛のように見える部分）に通す作業に集中していた頃のことを思い出しています。
写真の状態から大滝さんの手によって糸が布へと変わっていきます。経糸と緯糸が織りなす色の変化を楽しみに、 itori のハンカチが届くのを待ちたいと思います。
入荷次第、またご紹介いたします。次回の「山形からのリトルネロ」もお楽しみに♪