Umwelt

Textiles & Objects

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明治頃につくられた瀬戸の片口に、リョウブとセイヨウアジサイを。

Clethra barbinervis and Hydrangea macrophylla in an old Japanese lipped bowl.

アジサイの淡い色味は、ぼかしの入った縮緬生地のようにも見え、心地よい清涼感を感じます。

そして本来の用途に即してつくられた片口が、こうしてボリュームのある花や緑を受け止める花器になる様子を眺めると、昔もいまも変わらず美しい働きものだなと思うのです。