Umwelt

Textiles & Objects

Voices

蓑で体を覆った三人の会話が聞こえてきそうな瀬戸の八寸皿です。

彼らが懸命に曳いているのは、一艘の舟。嵐がやってくる前に岸辺に運んでいるようです。下方の織部釉は海の表現でしょうか。

日常的にほとんど使われなくなった笠や蓑を纏った動きのある人物描写は、まるで絵巻物の一場面みたいで、思わず惹き込まれてしまいます。

現在、晴れ間の広がる京都ですが、予報では夕方からお天気が崩れる模様。この絵に倣い、雨に備えて準備をしておこうと思います。