Umwelt presents「張子のお面展」には、以前からお店で販売させていただいている伊豆面も展示いたします。
そのお面は、材料となる和紙からひとりで制作されている鈴木純夫さんの手によるもの。そして鈴木さんの伊豆面工房は、今年で35周年を迎えられます。
わたしが張子のお面に興味を持つようになり、さらにはお店でさまざまなお面を扱うようになったきっかけは、鈴木さんがつくられた初期のお面との偶然の出合いでした。お手製の紙箱に入った小ぶりで愛らしいお面を初めて見たとき、思わず目が釘付けになったことを憶えています。
いまでは、以前のものと比べると、箱もお面自体も改良が加えられて丈夫になっています。ここまでしっかりと厚みがあり、なおかつ軽いお面というのは、ちょっと珍しいかもしれません。内側まできちんと塗られた仕上げを見ても、なんて手間のかかる丁寧な仕事だろうと思うのです。
鈴木さん、35周年おめでとうございます!これからも素敵な伊豆面をつくり続けてください。
Umwelt presents「張子のお面展」
2015年 1月24日 (土) 〜 2月4日 (水)